サンライズフェスティバル2011夏嵐(8/28『機動戦士ガンダムF91』)

 サンライズフェスティバル、三回目の参加です。
 (一回目はタイバニ、二回目はクラッシャージョウ。いずれもブログ内にレポあります)
 初見の『機動戦士ガンダム F91』行って来ました。

 寄せ書きサイン、だいぶ増えていました。
 というか、もう終盤戦なんだな、考えてみれば。

 フィギュアーツコーナーも地味に入れ替え。スクライドがメイン。で、クーガー居ましたよクーガー。スクライド全話視聴後だと、ああああ兄貴いいぃ! と駆け寄りたくなるぅー。

 ともあれ、F91
 劇場公開版ということで、現在ソフト化されているものよりも若干短いバージョンだそうです。
 サンフェスの上映素材の選び方は、どうも良く分からない。タイバニもリテイクの入ったBD版ではなく、アイキャッチロゴの入ったTV素材だったし。聞くところによるとスクライドサウンドリニュではない旧版素材だったそうだし。
 うーんうーん。
 ま、こまけぇこたいいんだよ!

 閑話休題
 私の場合、F91の知識が完全にゼロの状態で、先に長谷川裕一の『クロスボーン・ガンダム』を読んでしまっていたというだいぶ邪道な入り方なんですが、逆にその補正があって、気楽に見ることが出来たように思います。
 ガンダムのくせに主人公&主人公の親が常識人だ、とか、ガンダムのくせにモビルスーツに乗ったヒロインがまともな精神を保つ、とか、なんかこう爽やか度の高い。いや序盤の襲撃シーンはだいぶしんどくて、はらはら見ましたけれど。
 しかし、中盤のすごい展開の早さには、なかなかついていくのが大変でした。そういうものと知っていないと、あれっあれっなんかいま飛ばした? 見逃しor聞き逃した? と思ってしまう箇所のオンパレード。というか、バックボーンに敷かれている設定&エピソードの量と、映像から受け取れる情報量にかなりの落差があって、TVシリーズの総集編のようですよ……。

 でも、そういうものなんだと知った上で観ていけば、さほど困ることも無かったです。はい。
 終盤の盛り上がりはなかなかに美しかったし、感動でした。物語的に半端なところで語り止めてしまった感は確かにあるけれど、これはこれで綺麗に終わっているので、いいんじゃないかなあ。

 というか続編として『クロスボーン・ガンダム』の映像化を是非。あれをまっとうに作れば、大人も子どもも取り込める、それでいて正統派のガンダムとして、今の時代にもちゃんと受け入れられるような気がするんですが。
 ……同時に正統派の「長谷川裕一作品」にもなってしまいますが、それはそれで、いいじゃないか。ねえ。

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機動戦士ガンダムF91 [Blu-ray]
 ブルーレイで見て、どんなものなのかな。元が古いしなあ。そして、もう一声お安くてもいいんじゃないかしら……? amazon価格で一応5000円切ってはいるけれど、定価4,980円くらいでも罰は当たらないと思うの。旧作だしさー。


機動戦士クロスボーン・ガンダム (1) (角川コミックス・エース 2-17)
 で、クロボン。これは名作だと思うのです。未読の方はぜひ一度お試しを。ものすごく長谷川裕一節ではありますが、まぎれもなく「ガンダム」でもあります。