セイクリッドセブン#7「真実のヨシアシ」
OPとEDの取り替えっこ。なんて燃える!
しかも新OPのアクション素晴らしい背動素晴らしい格好良すぎ、新EDはああそういえばいのまたむつみキャラ原案だったっけと改めて思い出す美麗イラスト、ううわーいいわー素晴らしいわー。
個人的に、こういうガチャガチャした作画が好物なのです。そして、小綺麗に統一された崩れない系の作画には、さほど惹かれない。
というか、基本的に、キャラクターの内面や心情、そして置かれたシチュエーションをきちんと汲んだ作画が好き。仕草を描き込んであったり。表情の僅かな変化を絵に落とし込んであったり。
逆に、作画回と呼ばれたり、神作画アニメと呼ばれる作品については、わりと醒めた目で見てしまいがちだったり。前者はアニメーターの自己満足や自意識過剰な部分が見えることが多く、後者は作品というより商品に見えてしまうから。
もちろん、いわゆる「神作画」のすべてがそうと言っているわけではないですよ、念のため。アニメの作画は、良いに越したことはないもの。
脱線してしまった。閑話休題。
上記の意味において、ここまでに培ったキャラクターの性格、心情といったものが、しっかりと読み取れる……そのうえ格好良すぎるアクションをこれでもかと見せ付けてくれる新OP、ほんと素晴らしかったです。
で、本編の方は、いよいよ来た研美の怪しさ大爆発&ナイトとの共闘フラグ。いやまあ新OPからしていろいろと示唆していますが、ようやく分かりやすい構図を見せてくれるんだな、と。この作品、気がつくと、いったい何のために、何と戦っているんだっけ? ということを忘れそうになるので……。
まだまだ、紆余曲折はありそうですが。
フェイの兄については、定番エピソードではありますが、誰もが感情移入できる、感情移入せざるを得ない要素として、充分に効いていました。あそこで攻撃が出来ないナイト、攻撃を躊躇うアルマ、と、主人公格ふたりの性格の根っこを出すことも出来ているわけですし。
そして研美は……ねぇ。
でも、誰もが、救われてくれるといい。
憎めない人物ばかりだから。善意の擦れ違い、思想のずれ、そういったものなのかもしれないなあと。
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クッション……だと……?
相変わらず良く分からない商品展開をする作品であります。しかも発売元がブロッコリーて、さらによくわからない!