神様のメモ帳#7「僕にできるすべて」

 やはり探偵団の面々が動き出すと、言い知れぬ爽快感があるな、と。
 各々の特技を生かして活躍だぜ! って、燃えるシチュエーションですからのう。ことに、このエピソードの連続話において、しばらく出番が少なかった&無かった人々だから、尚更。
 なんか意外といい人たちなんだよなぁという。

 しかし実際のところ、探偵団が活動している動的な場面よりも、それ以外のキャラクターたちの長い台詞が多い回だなあ、と、見ていて思ったり。
 心情を吐露することで、視聴者にとっての状況の整理と、キャラクターにとっての感情の整理をはかる回だったのでしょうか。

 アリスの長広舌がぼそぼそ可愛いのは鉄板として、錬次の凄みのある台詞や、鳴海の無器用だけれど懸命な言葉や。
 言葉で、言葉の力で、切々と訴える。けれど浪花節にはならずに、街に合う乾いた言葉でもって。

 錬次と四代目の過去の経緯は、来週にはすべて明らかになるのでしょうか。いろいろと見ていて憶測で妄想したりしていますが、はてさて。
 そろそろ決着がつくかな?
 次回に期待です。

amazon link

神様のメモ帳 1 (電撃コミックス)
 こちらはアニメよりだいぶ先行して始まっていたコミック版のようですが、なんというか、こちらも原作1巻のエピソードは飛ばして、原作2巻(メオのエピソード)から始まっているとか。
 そこまでタブー扱いされるって……なんだか原作1巻に興味が出てきたぞ。