夏目友人帳参#7「祓い屋」

　的場のうさんくささ、すっきりと腑に落ちない結末でありながら、揺るがない夏目の心の強さと、気遣いを見せる名取の優しさに、救われた気持ちになる。
　それでも、一抹の淋しさが残る。

　と思ったら次回が子狐回ですか！なんというサービス精神。

　的場編、いちおうの完結でした。
　アクションやシリアスなやりとりの多い回でしたが、合い間に挟まれる名取のニャンコ先生のコントめいた会話のおかしさにだいぶ救われ。
　この二人（二人？）、実は夏目抜きで絡むと、なかなか楽しいんじゃないでしょうか。程よい敵愾心、程よい情。
　息抜きとしては、傷を舐められないニャンコ先生も可愛すぎわろた状態。昔読んだマンガで、樽体型のキャラが腕立て伏せをやろうとして、お腹が邪魔で腕が地面につかない。というギャグシーンを思い出しました。（出典分かった人はきっと同年代）
　緊張をふっと緩和させてくれることによって、雰囲気をシリアスに寄らせすぎないのはありがたいです。

　的場については、原作を読んだ時点から、どうにも判断のつきかねるキャラクターだったのですが、その曖昧模糊とした感じ、それでいていやな感じがひしひしと感じられたアニメでの描写に納得感心。
　諏訪部順一氏の声＆演技も、色気抑え目（えっ）で、なかなかにあやしくて素敵でした。
　この三期中の再登場はあるのかな。あるから、箸休め的に子狐回を入れるのかな。

　一話完結のみならず。
　先の展開も気になる最近。

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　BD-BOX、一期+二期とか、太っ腹だ！しかしレビューを見るとDVD版での特典の一部が省かれているらしいので、要注意？
　一期と二期、確かバンダイチャンネルの1000円見放題タイトルにも入っているので、そちらで内容を確認してみようかなぁ。