夏目友人帳 参#6「人ならぬもの」

 随分と原作を刈り込んだなあ。

 このエピソードについては、原作を読んだ時、作品の世界観を崩してしまうのでは……? と不安に思ったものです。
 なので、慎重にやって欲しいなあと願いつつ見た今回でした。

 重くなってもおかしくないエピソードを、にゃんこ先生の可愛さやら名取の言動やら、くすっとさせるシーンで息抜き。シリアスかつ完全な続きものとなってしまった緊張感を、予告で緩和。
 バランス調整抜かりないです。

 的場というキャラクターは、とにかく夏目に、そして視聴者にプレッシャーをかける存在で、作品においてはジョーカー(ワイルドカードという意味でも、切り札という意味でも)のポジション。
 翻弄されつつ、いかに立ち向かうか、という。決して戦いという意味のみにおいてではなく。いや、広義においては、戦いなのかもしれませんが。

 しかし三期から見始めたので初めてアニメでの名取を見たんですが、あの蜥蜴、動いているとなかなか気持ち悪い! ぞわっとしましたぞわぞわっと。
 そしてCV:石田彰とか、胡散くささが当社比五倍くらい。原作にも増して、いいキャラになってるなー。

 ともあれ、ずいぶんいいところで引きとなってしまったわけですが。次回に期待であります。

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 にゃんこ先生グッズの可愛さは異常。あんなぶーねこのくせに!
 アニメイトに行った時にぬいぐるみを見かけましたが、困ってしまう可愛さでありました……。