うさぎドロップ#5「ダイキチはダイキチでいい」

 坂本真綾も、母親役が板についてきたなあ。と感慨に耽るには、ちょっと型破りな母親でありました。

 型破りの理由が漫画家という職業にあるということで、その型破りさに説得力を持たせているんだな、と。
 いずれにせよ、困った母親であることは確か(……なのかな?)なのに、なぜか憎めないという、絶妙のキャラ立てが為されていました。
 あくまでも「母親」なのだな、ということが、大吉の母が同意見を言うということで表現されているのも、面白かった。

 とにかく、りんかわいいよりんで八割が占められているこの作品ですが、そのかわいさが単なるデザイン上のものではなく、アニメのアニメーション(動き)によって生み出されているのが素晴らしい。
 気合いの入った作画に、毎度唸らされます。
 今回も、歯磨きのシーンや卒園式のシーン(証書を授与されるところの子どもたちの動きに思わず見とれ)、そしてCパートの「抱っこ」。

 それにしても……着々と「父親じゃない」「父親がわりじゃない」フラグを立てていっている気がするんですが。
 ありなの? ありなのかー!?

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