うさぎドロップ#4「てがみ」

 そうかぁ、もう小学生かぁ……と、見ながら感慨に浸ってしまう不思議。
 たった三ヶ月、視聴者的にはたった4話のつきあいなんですが。すでに見守り気分。保護者気分。

 毎回、どきっとしてしまうほどにリアルな空気を感じさせるシーンがどこかしらにあるこの作品ですが、今回は、送別会がそれでした。
 飲み会に子どもが紛れ込んだ時の、あの雰囲気とか。可愛がられるというか、酔っ払いにいぢられる子どもの、居心地が良いのか悪いのか分からない感じとか。
 そして、陰口の場面。若干唐突ではありましたが、まあ、異動して若干の時間が経った人間の送別会、微妙な空気になりがちですから。
 しかもそれが、己の希望でもって、楽な部署に異動したというのなら、尚更。
 いまひとつ空気が読めずに送別会を主催した(のかな?)川村くんが、でも、なにげに好きです。いい奴です。CV:井上剛の補正は多分にありますが。

 りんの可愛さを存分に演出しつつ(子どもがより小さい子どもの面倒を見る様子って、卑怯でしょうってくらいけなげ可愛い)、ストーリーも着実に進んでいます。
 母親はどんな人間であるのか。
 りんを手離した理由は何なのか。

 期待です。
 っていうかEDテロップを見るまで坂本真綾とか気づかなかった! 一声だけだからってのもあるけど!
 なんだか最近、母親役づいていませんか真綾さん。

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 初回限定の情報出てたー。2話入りでamazon価格は現在3,696円。妥当な線? 参考価格の5,040円だと、ちょっと引くけれど。
 しかし「宇仁田ゆみ描きおろし三方背ケース」「オリジナルロップイヤー(白)マスコットチャーム」って、ちょっと微妙な気が……。
 それよりも映像特典のオリジナルミニストーリーに惹かれます。この作品の場合、ピクチャードラマ風でも、しっくりとハマって似合って楽しそうだし。