スイートプリキュア♪#23「ザザ〜ン!涙は世界で一番ちいさな海ニャ!」

 どうしたんだサブタイトル。
 と思ったら、出典はアンデルセンだったのね。

 通常フォーマットのエピソードに填め込むことによって、ようやっと正式(?)に仲間となるのが、なかなか意味ありげでした。
 いつもの物語、の中に、組み込まれていくのだなあと。
 しかし、なにげにゲスト少年キャラが折笠愛だったりして、力が入っております。
 作画は微妙にヘタレてたけど。

 ともあれセイレーンについて、ようやっと整理がついてくれて何より。己の行いを、過ちを認めて、受け入れ、その上でこの先の心の有り方を選び取る。逃げずにきっちりとつけた決着が清々しい。
 吹っ切れての戦闘シーンもまた楽しかった。というか、アホ毛鳴らしてギュギュギュイーンとか何! 笑ってしまった……楽しかったけど!

 そしてラストシーンは、夕陽に向かって叫ぶとか、青春のお約束をやってくれて、むずがゆいやら可愛いやら。
 予告の戸惑いっぷりもそうですが、こうなってみると、やけにピュアな感じが、凄い破壊力の可愛さに繋がってしまうようなエレンさん。
 アクション担当でもあり、仲間入り直後の補正はあれど、戦闘での強さもあり。

 しばらくはセイレーンことエレンことキュアビートさんから目が離せない日々が続きそうであります。

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涙は世界で一番小さな海―「幸福」と「死」を考える、大人の童話の読み方
 こんな本を発見。童話論ですが、ちょいと面白そうです。レビューの評価も高め。