BLOOD-C#3「ひとはいさ」

 美味しいパンが食べられなくなってしまう……。
 パン屋さんの死亡がわりとショッキングな回でした。

 あれは、小夜が見かけた時点で、既にリビングデッド状態だったという解釈でいいのでしょうか。
 それとも。
 ……うーんうーん。いずれにせよ、後味が悪い。

 父様ラブを語りつつ前半で日常&学園生活、後半では化物との戦闘、という基本パターンは、第一話・第二話と同じく。
 お父上が妙に愛らしく、ケーキが美味しそうであり、ほんのり恋愛話で和んだところでもあり。
 そんな描写の後に、前回(だったっけ?)「美味しいパンを作るパン屋さん」ということで名前の上がっていた人が、無残に死ぬると、なかなか胸に堪えます。

 戦闘シーンでは、古きものの台詞が、なかなか意味ありげでした。
 約定とは何なのか。小夜の果たすべき使命は。
 これ1クールらしいですが、けっこうゆったりとしているので、後半に怒涛の展開が来そうで怖い。
 いやむしろ、カタルシスを楽しみにすべきかな。

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 コミック版。って発売はやっ。
 これを読んだら、設定その他、判明するのかしららら。