BD「TIGER&BUNNY」初回限定版3巻

 ひとつ完走したと思ったら、まんまと次のマラソン開始しているわけですが。

 おされかっこいいポーズのバーナビーさんが目印の初回限定版。
 封入でフィギュアーツやら何やらのチラシが入っていましたが、お前もう買えないじゃん。予約できないじゃん。と思わず突っ込みを。
 ええ、フィギュアーツ難民ですとも……。

 特典のドラマCDは、主人公コンビ……というかアポロンメディアがメインで、たいへんご馳走様でした。
 1クールのツンなバーナビーさんは、今になって聞くと、けっこうウザいな! デレた2クール目でもウザいウザい言われてるし、どっちにしてもウザいって、業が深い。
 いやウザツンなところもウザデレなところも魅力なんですけれど。と、取ってつけたようなフォローを。いや本当にそう思っていますよ。ええ。ええ。

 ロイズさんのいつものロイズさんノリ、斎藤さんの素敵ウィスパーボイスも堪能しました。斎藤さんに耳元で囁かれる感覚……たいへん楽しゅうございました。
 キャストトークを聞いても、どんだけ愛されてるんだよ斎藤さん。と、しっかり伝わってきて、たいへん微笑ましく。

 今回の映像特典は、ノンクレジットOP&EDのみ。
 若干物足りないなあと思っていましたが、いざ観てみると、なかなか破壊力がありました。
 いやあOP格好良い。やっぱり良い。クレジットが消えると、ばばーんと映像が目に飛び込んでくる感じで、シュテルンビルトがより近くなった気がする。
 そしてEDはワタクシ的に破壊力高すぎ攻撃力ありすぎで焦げた……。
 やっぱり、映像と関係の無い文字が載っているというのは、意識はしていなくてもだいぶ邪魔なものなんだな、と再確認いたしました。

 注目の作画修正ですが、5話はかなり直されています。
 主に人物のアップの表情が多く、ことに虎徹とバーナビーのツーショットな場面とかだと、かなりの割合で描き直されています。逆にロングだと、結構な崩れでも放置……といった印象。
 ちなみに、修正した結果、逆に崩壊した! とかネットで騒いでいる人も居ましたけれど、絵の「上手さ」という意味では、明らかに向上しています。
 ただ、5話の絵柄がもともと柔らかめのものだったので、アクが強くなって見えることと、全体の絵の統一感は落ちてしまっている(&ロングの人物を直していないことにより落差が激しくなっている)ことにより、違和感があるのではないかと。

 まあ、一長一短かなあ。

 個人的には、見るに耐えないレベルだった11話&12話に大幅な手直しのフラグが立ったことに、希望を見い出していますですよ。
 8話もけっこう直して欲しい箇所があった(&直されているらしいとツイッターでオフィシャルがツイートしていた)ので、こちらも楽しみ。4巻も楽しみ。
 果てのない、BDマラソン道。

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 1巻は難民続出だったけれど、2巻以降はけっこう余裕を持って作ってるっぽい? 2巻の転売が失敗しまくっているのを見て、思わずスカッと爽やかペプシNEX気分に。ええ。性格悪いです。ええ。