うさぎドロップ#3「ダイキチの決めたこと」

　りんの可愛さにニヤニヤしっぱなしです。
　とうとう大吉の家族もりんに篭絡されて、魔性の女、ここに在り。いや魔性の子ども。いやいや。
　子どもを可愛く思うのは、人間の本能なので、しょうがないです。

　大吉の実家でのシーンは、人と人……大人と子どもが打ち解けていく様子を丁寧に積み上げていて、見ていてじんわり、ほのぼのと。
　大吉が戻ってきたら、りんが髪をツインテにして貰っているとか、親戚の家に遊びに行った時の女の子のあるあるベスト10に入りますよ。
　小さい頃、可愛がってくれた親戚の家に行った時は、みつあみパーマとかして貰ったっけなあ。と、自分の体験を懐かしく思い出す。
　大吉の年齢設定のみならず、そういうノスタルジックな部分においても、大人ホイホイアニメになっているんじゃないでしょうか。

　りんの母親の謎を少しずつ追い求めつつ、生活をりん中心のものへと変えていく。
　異動願いを出すとか……自分の娘でもない子どもに、本当にこれは大決断だと思いますが。
　後で、母親が名乗り出て、引き取られたりしたら、虚脱状態になっちゃわないかしら。という心配はしないのかしら。という心配。

　ところで、大吉役の土田大さん、良い声＆良い演技ですなあ。
　落ち着いたトーンで、深みのある声。派手さは無いけれど、しっかりと感情の伝わる演技。
　だいぶ好みです。この作品以外に、あまり主演作は無いようですが、今後ちょっとチェックしていきたい声優さん。

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　公式ガイドブックなんて出たのか。
　……スペシャルトークの「日本橋ヨヲコ×野村宗弘」ってどんな組み合わせだよ！怖いよ！