Steins;Gate#16「不可逆のネクローシス」

 緊張しつつ迎えた鈴羽回であります。

 原作をプレイしていて、一番ショッキングだったのが、この鈴羽からの手紙でした。
 ぶっちゃけ、まゆり関連のあれこれは、発売前に雑誌情報に出ていたので、ある程度の覚悟は出来ていたのですが、後半のキャラ別ルートの詳細については、まるで情報が無く。
 発売直後、手探りでプレイして、辿り着いて本気でショックを受けたことを、懐かしく思い出しました。

 無駄だった、と言わしめてしまったこと。
 それを回避するために、交わしあった記憶を、交流を、「無駄」として切り捨ててしまうこと。
 二者択一、道ははっきり見えてはいても、決断に至るまでの辛さは、想像して余りあるものがあります。
 ……で、まあ、ゲームだと、ここで決断を違えると、鈴羽ルートに入るわけですが。ルートに入ったら入ったで、たいへんしんどい想いをさせられるので、興味のある方は是非ゲームの方もどうぞ。

 後半の重さとは別に、前半の明るい部分でも、ほんとに鈴羽がヒロインとなっていて、見どころがたくさんの回でした。
 ダルとの名乗りの場面は、笑っちゃうのに泣けちゃう、絶妙のバランス。バレル・タイターのからくりには、ほんと笑わせてもらいました。
 それが効いての、後半の展開でも、あるわけです。

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シュタインズ・ゲート Xbox360 プラチナコレクション
 そういうわけで、原作を。Xbox360、プラチナコレクション版。
 ちなみに最初に発売された旧版を購入すると、PC版で追加された要素を楽しむためには演出強化パックのDL(有償)が必要になるので注意。今からなら、素直にプラコレを買っちゃうのがベストでしょう。