C#11「CONTROL (未来)」

 最終回。

 予想はしていましたが、気持ち良さそうに突っ走る作画。
 最終戦はたいへん目に楽しく見させていただきました。

 全体に、ハリウッドエンドのようなハッピーエンドにも見て取れる結末でありました。
 しかしあの人はともかく、あの人まで戻ってくるとか、予想していなかった……ぜ……。

 真朱は消え去ってしまったわけですが、物語の着地点は「未来を取り戻した」ところに到達しているので、実質、失ってはいない。未来で会える。
 そういえば「未来で会おう」っていい台詞だよね。それに応える三國の台詞もまた渋かっこよかった。
 個人的に、三國の声は、たいへん好みで気に入りでした。いい声だなあ……深みのある、よく響くハンサム声。

 ハッタリの効いた演出、何をやってんのか良く分からんけど凄さは伝わる戦闘。公磨というニュートラルなキャラクターを最後までニュートラルに描ききったこと。
 ほんのりサービスのロマンス要素。
 オリジナルアニメゆえの、先の読めなさ。素晴らしい。

 ストーリー、演出、世界観、キャラクター。
 いろいろと楽しめた一作でした。
 自分の頭の悪さゆえに、金融関連のあれこれは今ひとつ理解出来なかったのが(自分の頭的に)残念ではありましたが。

 スタッフの皆様、おつかれさまでした。
 楽しい作品をありがとうございました。

amazon link

「C」第1巻 <Blu-ray> 【初回限定生産版】
 ジャケ絵かっこええなあ。
 なにげに公磨はだいぶ好きでしたよ。