神のみぞ知るセカイII #11「いつも心に太陽を」
原作で読んだ時にも、真っ直ぐに突き刺さった台詞。
綺麗に生かしてくれていました。
長瀬編、最終回。
とにかく可愛く魅力的に描かれてきた長瀬が、さらにパワーアップで、もうどうしようと思いましたわ。
登場直後から表情の切なげなこと、愛らしいこと。
そして、桂馬に対してこれまでのヒロインとは全く違った方向から切り込む(当人はもちろん意識もしていない、そこがまた愛しい)重要なキャラでもあります。
リアルとアンリアル。二次元と三次元。
理想と現実。
狭間で悩むということ。それでも、理想の希求をやめない、ということ。
……ちょっとだけ「理想を抱いて溺死しろ」とかいう台詞が頭をよぎったことは秘密ですよ!
閑話休題。
このエピソードのキーであり、もしかしたらこの作品全体のキーであり、ひょっとしてひょっとしたらすべてのフィクションのキーであるかもしれない台詞。
――現実(リアル)には理想が足りない。
実際、足りない。本当に、足りない。
そして、二次元に理想のかけらを見い出して、しゃぶるようにして生きている自分。
身につまされますとも。ええ。
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かーわいーい。
なんか口元の「もにゅっ」としたところが可愛い。