GOSICK#22「クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る」
序盤、クリスマスの楽しい雰囲気が、あまりにもフラグすぎて見ていてしんどかった……。
しかしデレデレヴィクトリカさんの可愛さは半端ない。
いよいよ戦争のきな臭さが身近に迫り、しかしもっと切迫しているのはオカルト省による追い立てなわけですが。
個人的に史実に基づく戦争ネタはすごく苦手なので(小学生の頃の担任に戦争ものを山ほど読み聞かせされてトラウマに)、あんまりリアルを感じさせないオカルト省絡みに行ってくれたほうが、見る分には気が楽ではあります。
しかしヴィクトリカと一弥って、互いが支えあい思いあっていることも確かなんだけど、それは一歩間違えば依存であるし、何よりも相互に弱点となってしまっているのが問題なんだよなあ。
そのあたりをどうにかしないと、目の前の事態だけ収束しても、どうにもならないんだろうという気がします。
運命づけられた二人の別れについても、納得の行くものになるかどうかは、ひとえにここにかかっているのではないかと。
あと何話あるのかな。いずれにせよラストスパート。
初期から楽しんでおりました。最後まで楽しみにしたいと思います。
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GOSICK‐ゴシック‐ (角川ビーンズ文庫)
原作。いろんなレーベルから出ていて紛らわしいですが、このビーンズ文庫版が決定版かと。
富士見ミステリー文庫版:レーベル廃止に伴い絶版。
角川文庫版:本文イラスト無し、表紙のイメージも違う。
……しかしあこぎな商売ではある。うむ。