C#10「COLLISION (衝突)」

 いやぁクライマックス。
 盛り上がってまいりました。

 ジェニファーの戦闘モードは、やっと来たか、という感じでした。殊に、声の演技の格好良さが異常だった。
 もうちょっとアクションとかやりとりとか、見せて欲しい気はしましたが。
 食いしん坊モードから抜けると、なんつーかすごく格好良くなっちゃうのね、ジェニファーさん……。

 公磨も頑張る。というか真朱とのフラグが完璧すぎて。
 でも真朱って(作中では未来という綺麗な言葉で括られているけれど)実際のところ公磨自身の「未来」なんだよなあ。自分の未来を大事にすることは、つまりは自分を大事にすることで、けれど自分を大事にすることは、真朱を大事にすることに繋がるわけで。
 なんだか、にわとりが先か卵が先か、みたいな話になってきましたが。
 それを言うなら、未来を犠牲にして現在を取るか、現在を犠牲にして未来を取るか、という様相を呈している物語の現状も同じ?
 元々投影しているわけだし、テーマとしては一貫しているんだなあと。

 いずれにせよ二律背反。
 いずれにせよ他人事として見ている身には面白い。
 葛藤があればあるほど、ドラマ性は増すわけですもの。

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RPG
 EDテーマ。
 OPよりEDの方が好きかな。曲の疾走感と、画面作りの緊張感。