あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#9「みんなとめんま」

 初期設定を見て、第一話を見た時点では「これなんてエロゲ?」とか思ったものでしたが。
 普通に、ちょっとズレた青春ものとして、たいへん楽しく見ております。
 エロゲっぽさが払拭されたのは、ゆきあつの存在による効用がでかいよなーと思う。

 前回から、めんまが普通に意志の疎通が出来たり、物質に関わることが出来ることが明らかにされちゃって、ちょいとびっくり。
 ここまでは何だったんだというかけっこう危険に物を食べたりなんだりしていた筈なのに、まわりは全然気づいていなかったのか……。
 筆談については、過去に繋がりのあったものにしか書けないのかも、というのが面白かったです。
 何らかの制限があって、その制限が物語の進行に有用に絡むのは、面白い。

 そろそろ終盤で、めんまの死に関するあれこれのサスペンス要素、花火打ち上げに関する青春なドラマ、錯綜する恋愛感情など、すべてが絡まりあい縺れあってクライマックスへ向かっている感。

 どんなエンドシーンが来るにせよ、広い意味で「美しく」まとめてくれることを期待しております。

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 こちらは6/29発売予定。放映終了の翌週からのリリースになるのかぁ。
 1話のみ収録だけど、特典が豪華。絵コンテ集入りとか垂涎ものですよ。しかし2巻以降は2話収録……ちょっと厳しいね。