コミック『K -メモリー・オブ・レッド- (2)』
発売から少々時間が経ちましたが、読んだメモとして。
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K -メモリー・オブ・レッド-(2) (KCx(ARIA))
1巻発売時の感想はこちらに。「K」第2話の感想に添えて。
つうか「K」開始当初の感想が自分で読み返して面白い……この時点でもう「K」というアニメの楽しみ方をそれなりに発見していたんだな。
1巻と変わらず、多々良を軸とした赤組こと吠舞羅の思い出話な短編集。なんですが、だいぶ遊びの要素が増えたこと、青組ことセプター4との絡みが増えたことにより、読んでいて純粋に楽しかった。
アンナと世理の出番増量で、おもしろかわいいシーンが多かったのも、なかなか良うございました。
どうして餡なのか。なぜに餡なのか。それは謎……。
それと、イケ鎌本の話が真正面から扱われているのも、楽しかった。夏場はバテて激ヤセし、超イケメンになってしまう鎌本くん。
とかなんとか。ギャグマンガにしか見えないけれど、素直に楽しいよ!面白かった。
ちなみに、八田と伏見のちょいシリアスというかサービス精神満点な閉じ込められ共闘(未満)エピソードで巻またぎしています。二期開始まで続くんだろうかこのマンガの連載。掲載誌で普通に表紙とか取ってたしなぁ。
各エピソード、話自体とても面白く、キャラクターもの外伝として、なかなか秀逸な出来だと思います。赤と青が好きなら、とても楽しめるのではないでしょうか。
絵的にはもう少し頑張って欲しいところですが……何しろキャラが多いし、ほぼ全員がイケメンだしで、描き分けが大変なのは分かりますけれども。顔を見て「あれ、これ、誰だっけ?」としばし考え込むことが多々あったりして、なんつうか。おにゃのこの可愛さも物足りない。
まあ、発展途上ってことで。
全体としては、面白うございました。良き外伝コミカライズ。
しかしやっぱりアニメ本編はシロクロネコに軸足を置きつつ赤青に触れていくべきだったよね。とか、今になってもまだ思い出して勿体無く思ってしまう……。
アニメ二期期待。というより願望。構成もう少し見やすくなっていますようにっていう。