Robotics;Notes#10「うちらだからこそ造れるロボを」

 昴くんってばちょっと付き合い良すぎいい子すぎ献身的すぎやしないですかね!?
 海翔の突然の呼び出しにも応じるし、実現可能なレベルをちゃんと考えてレポートだのレジュメだの作ってくるし、有能すぎて勿体ないレベル……。しかし女性の前でヘタレるのはいいですね。実にいい。

 モノポールの出現と、あき穂の思い切り。
 結局、そばで見守りつつあき穂の背中を最後にひと押しするのは海翔の役目なんだな。と、再確認させてもくれて、ターニングポイントというかまっとうな通過点として、なかなか気分の良い回でありました。

 ロボ部がいよいよ全員で始動。それぞれの能力を生かし、意欲もまあ十人十色ですが、いわゆる強者集結パターンを踏んでいて、カタルシスがあります。
 ひとつひとつ得意技(?)を並べた時に、あき穂だけは特筆すべきものが無い……ように見えるけれど、実際には、あき穂がいなければ、このプロジェクト自体が立ち上がらなかった、ロボ部そのものがなかったわけで。
 だからこそ、あき穂が納得しなければ、ガンつく2にも移行しなかった、と。そのへんの理屈はとてもよく分かるんですが、あき穂自身は、とにかくひたすらみさ希の背中を見続けているのが、やっぱりもやもやするんだよなぁ。そういう構造だからしょうがない、と言ってしまえばそれまでですが。
 繰り返しになりますけれど、みさ希さえ、もっと魅力的に描かれていたなら……。

 ともあれ、ロボ部は始動し、青春部活ルートは堅調なわけですが、一方のサスペンスルートでは、愛理を中心として、未だ不透明な部分が殆ど。
 このふたつの要素をきっちりと噛み合わせることは、なかなかに難しいとは思いますが……うまくいって欲しいなあ。

amazon link

ヴァイスシュヴァルツ 【愛理】【RR】RNW16-077-RR ≪ロボティクス・ノーツ 収録≫
 愛理かわいいよ愛理。ヴァイスシュヴァルツは、ゲーム版の素材なんだな。ゆえに、うっかり「ヴァイス」「ロボノ」とかで検索すると、高確率でネタバレを踏み抜くので、注意が必要です。愛理はことに謎多きキャラクターですし。クリティカルすぎる。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村 アニメ感想ブログ