超速変形ジャイロゼッター#6「激闘!ライバードVSギルティス」

 戦場分散ながら、いずれもきちんとカタルシスのある展開になっていて、見ていて退屈することもなく。

 ついにミッチーが覚醒。よかったよかった。なんというか、素直に応援したくなる&喜ばしいと思える展開でありました。基本的に「いい子」だからかな。
 相変わらずかませの極北たるトーマさんは気の毒ではありましたが。もうどこまでもその路線で突っ走ってしまえばいいよ!
 しかし、敵キャラなのに妙に癒しキャラ属性になっているトーマさんの今後の動静が気になるわけですが。

 カケルの大技発動に至る流れとか、イレイザー01の台詞もろもろとか、全体に分かりやすすぎるほど分かりやすく描かれているんですが、父親の死亡シーン(脱出しているけれど)のテンションや、イレイザー01の設定まわりのきなくささ、さらなる間諜の存在をにおわせるラストなど、「分かりやすく描くけれど手加減はしない」子ども向けアニメとしては、なかなかよいかんじの方向性で進んでいると思います。
 台詞まわしにはもう少し気を遣って欲しいと感じることも多いけれど。これはもう、しょうがないかなぁ。合わないんだよなあ佐藤大氏の脚本。

 今回は過剰なサービスシーンも無くて、見ていて安心、安定した気持ちで居られました。大きいお友達には不満かもしれないけどさ!
 あざといサービスじゃなくて、もうちょっとこう、チラリズム的な何かをですね。大事にしてもらいたいものです。

 とか言いつつ、次回はもうひとりのおにゃのこキャラ登場。またいろいろと盛り上がりそうな。
 メガネっ子の完璧超人タイプ。ということは、おそらく、苦手なものとかトラウマとか、そういった弱点の設定がどのように作りこまれているか、がポイントになるでしょう。
 ともあれ、当面のフルメンバーが揃った後、どうなるか。楽しみであります。

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超速変形ジャイロゼッター モーフィンミニカーシリーズ MM-06 アルカディア コングローダー
 コングローダー。ぱっと見ると、もっさりしそうなメカなのに、アクションシーンの切れが素晴らしくて、良い意味でびっくりした登場でありました。
 玩具は11月17日発売。放映より後になるのですね。

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