K#5「Knife」
八田は毎度毎度アクション担当で、作画的においしいところを持っていきますねぇっていうか他のキャラにももうちょっと見せ場下さいよ。いや別にいいんだけど。
っていうか一番の見せ場は傷の手当されてるところですね女子の萌えポイントの一つであるタンクトップ姿ってのがもうねぇ。浪漫ですよねぇタンクトップ。
八田は第一印象がどうも良くなかったので、決して萌えているキャラというわけではないんですが、それでも、しみじみとご馳走様でした。
本編は、青と赤と、双方が学園へと入り込んでの探索。相変わらずのんきな主人公組。といったいつもの「K」でございました。
見せ場としては、八田と伏見のバトル。作画のみならず、声優ふたりのぶつかりあい的にも激しくて、見応え聞き応えがありました。
まあ、話の展開の中には全然食い込んでいない戦闘シーンでしたけれど……。
また話が進んでねーなーとか思いながらのんびり見ていたら、前回に続いて今回もまた、ラストの引きにびっくり。いやーシロ君はどんだけ謎の人なのっていうかどんだけ謎の世界なの。
第1話で裏口から学校を抜け出していたのは、なにがしかの伏線になっているんだろうなぁとは思っていましたが。そういう問題じゃなかった。
元から超常能力有りの、いわば何でもありレベルの作品ゆえ、純粋に起こっていること(記憶の齟齬)に驚かされるというよりは、それがどういう意図で、誰の手によって為されたものか、ということに興味が向きます。
ここまで見てきても、主人公であるシロの言動その他に、視聴者として純粋に信を置けないからなー。嫌いとか憎いとかじゃなくて、それなりに感情移入しているし心配ではあるのだけれど、それと信じる・信じないは別だよねっていう。
まだまだ引っくり返されそう。
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Dクラッカーズ〈1〉接触‐touch (富士見ファンタジア文庫)
今回の脚本担当はあざの耕平でしたね。わたくしこの「Dクラッカーズ」が、発売当時、大の気に入りでした。正直BBBよりこっちをアニメ化して欲しかった……薬キメて悪魔召還してバトルするとか、公共の電波に乗せられる内容じゃないですけれども!
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