神様はじめました#1「奈々生、神様になる」(新)

 しょっぱなに石田彰投入は強力すぎると思うのです。ひきょうです。ええ。

 原作未読での視聴です。
しかしこれ、なんつーか、完全に大地丙太郎節すぎて、楽しいけれど、いいのか?いいのんか?という気持ちに。原作はどんな感じなんだろう。

 元々、大地丙太郎作品は(すべて網羅しているわけではないですが)好みの部類なので、とても楽しんで見ることが出来ました。
 テンションは高く、そこかしこに、おもちゃ箱みたいな驚きと楽しさがちりばめられて、けれど何処かしら優しい世界。

 不幸でも軽快。美形でも残念。バランス感覚の妙。

 ヒロインがまた、けなげすぎでもなく、身勝手すぎでもなく、受身すぎでもなく、暴力的すぎでもなく、しかしそれらの要素がぽっちりずつ含ませてある。配合具合がたいへん絶妙であり、魅力的であります。くるくるかわる表情やら何やらが、絵的にも可愛くて、見ていてほのぼの幸せ。

 あと、三森すずこを見る目がだいぶ変わりました。正直、ヴァンガードコーリンちゃんを見る限りはいまひとつ「?」だったんですが(すいませんすいません)、この作品においては、ハイテンションとローテンションの切替、かわいらしさとしたたかさの両立、とにかく達者な演技。

 お話は、成り行きで土地神となってしまったヒロインが、下僕をゲットするまでの第一話。と認識いたしました。
 妖怪やら神様やらの描き方がまた、ユーモラスであり、得体の知れなさも残してあり、画面全体から受け取る「楽しさ」の総量がとても多い。
 なんとなく前期の「貧乏神が!」と通ずるものを感じました。いや神様がどうとかそういう箇所ではなく、楽しい世界で楽しくキャラがわいわいやる感じが。
 その楽しさを受け取って、元気になれる感じが。

 奈々生はヒロインかわいいし、巴衛はツンかわいいし、鬼切&虎徹はマスコットかわいいし、あっあと忘れちゃいけないOPの楽しさも素晴らしかった!
 もうこれは視聴継続確定ということで、はい。毎回きっと、とても楽しみになる。と思います。

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 しかしここまで大地丙太郎アニメされていると、ほんと原作がどんな感じなのか気になります。最近の白泉社系作品って、ほとんどチェックしていないので、これも予備知識皆無。うーん読んでみたい。マンガ喫茶に行ってチェックしようかなーでも近所のマンガ喫茶はあんまり品揃えが良くないんだよなー。

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