アクセル・ワールド#17「Fragmentation;分裂」
ゲーム版のCM。ずらりと並んだヒロインに混じって、そっと端っこにたたずむたっくん半端ないヒロイン力だねたっくん。
などという寝言はさておき。
燃える展開と萌える展開のバランスが程よくて、戦闘シーンも美麗で格好良くてカタルシスがあって、しかし最後にガツンと衝撃展開もあって。一話の中に楽しみがいっぱい詰まった、サービス精神に溢れた回でした。
黒雪姫先輩の沖縄からのラブコール(死語……?)は可愛かったし、あれだけのことを言われても真相を探る拓武いい奴すぎるし、スカイ・レイカー先輩まじ師匠だし、能美は最悪外道を貫くし、うむ、満喫。
脚本が前回から引き続いての木村暢氏担当で、ちょっと納得。ただ盛りだくさんにいろいろ起こる回、というだけではなくて、細かい部分での見易さに気を配られていたなあ、という印象です。
戦闘の流れの二転三転もまたとても面白かった。シアン・パイルとダスク・テイカーの戦い、シアン・パイル優勢から心意システムによる引っくり返し。シルバー・クロウの申し出とバトロワ移行への葛藤。制空権争いと心意システム、修行の成果の披露。
そして、息の合ったシルバー・クロウとシアン・パイルの連携。
個人的には、なかでもやっぱり連携なタッグバトルが楽しかった。戦闘シーンそのものの美々しい作画とスピード感、爽快感もさることながら、やっぱりこういう友情とか信頼とかってグッと来るんですよグッと。
しかし、ふたりで力を合わせるというアドバンテージを、やすやすと乗り越えられてしまった……ライム・ベルの参戦。
千百合さんの真意は何処にあるのか。亀裂は修復されるのか。
ひとりよりふたり、ふたりよりさんにん。連携して戦う姿が、早く見たいです。
と、気になるところで、次回は黒雪姫先輩の沖縄編だったりするんですか……?えぇー?いやそれはそれでいいんだけど、でも、お預け状態は辛い……。
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今月発売の1巻もなかなか好調のようですが、2巻の初回限定版ってば、収納BOXがつくのね。1巻や最終巻につくのはよく見かけますが、2巻につくってけっこう珍しいような気が。