ハイスクールD×D#8「喧嘩、売ります！」

　ふと思ったけれど、これ、ゴールデンタイムに放映しても面白いよね。
　Dマークが踊るたびに、お茶の間が固まるの。そして気がつけばお父さんがガン見。和やかな日本の食卓。

　今回もまたにぎやか盛りだくさんでありました。意味ありげな夢から始まり、更衣室覗き、お風呂でらんでヴぅ、アーシアさん暴走からのリアス先輩暴走などなど、とにかく走りっぱなし。サービスシーンの分量も、これでもかってくらい。とか言いつつ、基本的には寸止めなので、結果として「寸止めの大量生産」状態になっているのは、どうなのか。男性諸氏はここから想像の翼はためかせたりするのか。
　寸止めの妙味ってのもあるよね。あるかもね。

　しかし、覗きはするわ、ハーレム王宣言するわ、本能まっしぐらなのに、アーシアの勘違いに対してはやけに紳士的だったり、リアスが侮辱されたと思うと熱血猪突猛進しちゃったり、ほんと一誠はいいキャラだ。でもって、それらの行動をなまあたたかく……じゃなくて、あたたかく見守る周囲の皆さん、という構図が、なんともはや居心地が良くて。
　基本的に、極限まで一誠に優しい世界なんだな。燃え展開の良中二っぷり込みで。なのに嫌悪感を抱かせないんだもんな。
　そのぶん、敵役のいやらしさは、結構なもんですが。
　今回登場のちょいワル系イケメン婚約者＠子安（なにかが違う）にしても、いい感じのヒールっぷりで、これが倒され、へこまされるのを見る日が来ると思うと笑いが止まらないというか楽しみというか。

　わかりやすいカタルシスの提示。カタルシスの予感の提示。よいものですよ。

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　パッケージの印象、ちょっと懐かしめな感じ。でもよい感じ。レビューがけっこう荒れていますね。☆5の人は口をそろえておっぱいおっぱい。☆1や2の人はおっぱいなら別アニメのほうが、似たようなストーリーなら別アニメのほうが、といった、いささかアレなレビューが多かったりして、スタンスの違いについて考えさせられます。そしておっぱい。

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