戦姫絶唱シンフォギア#3「夜にすれ違う」

 あいかわらず「面白い」というより「可笑しい」成分の方が勝っているこのアニメではありますが。
 たとえば新人漫画家の作品で、情熱、熱意、意欲(なんとなくしりとり)が迸っているけれど、画力と構成力が描きたいものに追いついていないよね……と思うことってあるじゃないですか。
 その感覚に近いような気がしました。

 見ていてほんと、アチャーと思うことの連続なわけですが、なにやら憎めないのは、作り手が大真面目で、一生懸命に作品に取り組んでいる感があるからだよな、という。
 登場人物の描き方にしても、愛情がこめられている気がします。ヒロイン達は当然として、響のクラスメイトや、特異災害対策機動部二課の面々も、楽しそうに描写されていて。
 ……まあ弦十郎はやりすぎというか、「どや?面白いやろ、どや?」と言われているような気もしましたが!実際おもしろおかしかったから、うん。文句はないですよ。

 ちょっと斜めな視線を取っ払って見てみると、魅力はやはりアニメオリジナル作品であることにより、展開が読めないところ。響の黒化はいったいどういう?とか、未来との溝は?とか、ノイズが何故に葡萄なんだよ?とか(最後のはちょっと違う)、いろいろと。
 さらに謎の少女が登場したりして、もう何がどうなっているのやら。ジェットコースター展開は続くよ。

 次回への引きを強く作るのも、意識してやっているんだろうなあ。
 ほんと、応援したくなるアニメです。
 ……作画の危うさが懸案事項ですが。こういうアニメで作画がヘタレたら、終戦だと思うので、なんとか踏ん張って欲しいなあ。

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Meteor Light
 2月8日発売予定のEDテーマ。実際、EDの歌だけの参加って??とは思っていましたが、こう来るのかー。キャラクターとしても参戦。
 作中で歌うことはあるのでしょうか……?

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