境界線上のホライゾン#10「スタートラインのラッパ吹き」

 原作は1巻下の途中で止まったままです。
 いっそアニメが終わるまで、そのまま保留にしておこうかと思いまして。原作半端読みで書く感想も、まあ、いいじゃない。
 何故こんなことになったかって、アニメの該当部分を見てから読んだ1巻上がやたら面白く、また、読んだ後にアニメを見直すと、さらに発見があって面白かったのですよ。だから、同じようにしようかな、と。
 ちなみに3巻上中下まで購入済です。もうすっかりハマってる……。

 丸ごと一話、戦闘回。
 大規模戦闘になって、各キャラクターの出番や見せ場はどうなっちゃうのかな、と思っていたけれど、なかなかおいしいところをきっちり割り振ってあって、たいへんご馳走様でした。
 アデーレ可愛すぎ浅間智凛々しすぎ賢姉くつろぎすぎ百合コンビゆりゆりすぎ(えっ)いやいや大活躍すぎ。ラストでおいしく締めを持っていく直政とネイトに、また、わくわくどきどき。
 ……実質的に女子キャラしか活躍していないような気がしないでもないですが、まあ、とにかく良し!

 何が良いって、女性が戦闘していても、なぜか媚とか違和感とかがあまり感じられないんだな、この作品。ジェンダーとかそういうものを完全にすっ飛ばしている感じ。
 ただ「ひと」として、戦っている。男とか女とか関係なく、己の能力を存分に生かせる最適解を、皆がきっちりと備えている。そんなイメージ。

 で、戦闘アクションは、どれもこれも見応えありまくりで、思わずうっとり見惚れてしまいました。
 というか何かおかしいでしょ、これ。どうして、重装歩兵がどうたら言いつつドンパチやる地上戦やりつつ、戦艦がピンポイントバリア貼りつつ、ロボットV.S.魔女っ子とかやっているんスか。
 しかもどれも借り物感が無く、結果として、普通のアニメの戦闘を何倍にも濃縮したような、複数ジャンルのごった煮をにらにら煮詰めて口に突っ込まれたような、満腹感満足感。
 しあわせです。

 我らが総長トーリさんは、今回は先陣切って突っ込むという大役を果たしたわけですが、次回はサブタイトルになっているし、いよいよOPのアレが明かされたりするのでしょうか。
 楽しみです。とてもとても楽しみです。
 来週までおさらいしておかなくっちゃ。

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TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック
 放映時にも絶賛CM中のサウンドトラック。通し童歌収録が気になります。っていうか普通ああいうのってBD/DVDの特典CDに入ったり、下手するとキャラソンとして別売りにされそうなのに、サントラ収録って今どきわりと珍しいような。
 でも、この作品には、なんとなくしっくり来る気がします。

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