UN-GO#3「覆面屋敷」

 いやん何これ面白い。今回は二話構成ということで余裕が出来たのか、各所に遊びの部分も多々入れてあり、たいへん楽しゅうございました。

 子ども因果の落ち着きの無さが可愛すぎる、とか。梨江お嬢様、馬は軽車両扱いだと思うんですが(軽車両だから良いのか?)、とか。綺麗なお姉さん、あなたのお仕事なぁに、とか。

 本編の事件がまた、異様な雰囲気と適当に間抜けな箇所のバランスが、非常に好み。その筆頭が覆面であり、また人体発火。

 一歩間違えば単なるイロモノ、ネタで終わりそうなところを、ベテラン声優で固めたことにより、役者の演技という力技の説得でねじ伏せられてしまう。
 っていうか光子役の椎名へきるに愕然……ま、まだ声優の仕事やる気あったんか……。
 文彦役の渡辺久美子にも驚きました。なんでこの年頃の青年に女性声!と第一声で思いましたが、これがしっくりとはまっていて、素晴らしい。ああ素晴らしい。

 思ったよりも早く大人因果の出番が来て、思わず残り時間とにらめっこ。二話構成なのに、こんなに早く出してしまうんか、と。そのへん、引っ張りすぎないのも、良いセンス。
 でもって明らかになったラストのオチには、激怒する人も居そうですが、私は「なんじゃこりゃー!?」とゲタゲタ笑ってしまったでありますよ。
 ああ、面白い。楽しい。と思って見終えることが出来るのは、いいよね。

 次回が楽しみです。

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 おっおっアニメ盤のOP・EDのジャケット来てるー。EDジャケット、半袖の新十郎がなにやら新鮮です。ってまだ第三話なのに新鮮も何もあったもんじゃないはずなんですが、それだけキャラの濃さが焼きついているってことかな。