「TIGER & BUNNY 〜ありがとう。そして、ありがとう!〜」ライブビューイング

 twitter連動って集中できなさそうだし、テンションの高い女性が多いようなら怖いなあと思い、当初、行く気は無かったんですが。
 友人が一緒に行ってもいいよ。的なことを言い出したため、ふたり連れならまあ大丈夫かな?と思い、追加シアターが来た時に、チケット入手チャレンジしてみました。

 で、取れちゃったので……行ってきましたよ!ライブビューイング!

 レポ的なものを書いてみようかと思ったのですが、トーク内容はだいぶ長かったので割愛して、覚え書き程度のものに。
 全体の流れと雰囲気だけを書き止めておきます。

 取れた会場は、池袋HUMAXシネマズ。
 開演の30分ほど前に着いて、友人と落ち合い、入場。上映館は8Fで、エレベーターがそれなりに混雑していたので、早めに入りました。
 エレベーターの横に映画館スタッフのお姉さまがいて、優しく案内してくれましたですよ。夜中に大変だなあ。

 客はやはり女性が多め。男女比1:9、くらいかと。サンフェスよりは若干、男性が多めに居た感じです。年齢制限有りのオールナイトイベントということもあって、年齢層はぱっと見て高め。
 団体で来てきゃあきゃあ騒いでいるようなこわいおじょうさんはとりあえず見当たらなくて、一安心。
 でもって席は最後列だったので、後ろの話し声にイラッ☆とするようなことも無く、となりのおじょうさんはちょっと上映中のおしゃべりが好きなようでしたが、まあ許容範囲内でした。

 来場者記念のポストカード。貰った時に、うわー羽山賢二の描きおろしだーとテンションが上がったのですが、実は……ふははは。

 で、待望のライブビューイング開始。
 尾崎EPが司会となって、ゲストの平田広明氏、遊佐浩二氏が来場し……と思ったら、サプライズゲストで井上剛氏も来場。
 えぇーあなた何時間も前にUSTにチェックインしてたじゃないですかぁー!
 ま、サービス精神旺盛でたいへんよろしいことと思いますです!

 尾崎EPの司会のもと、トーク。途中に森田成一氏からのビデオレターも上映されて(うさみみつけてキャラソン口ずさみながら出てきましたようどうしてくれるのよう)和やかな空気。
 で、BSの放映に合わせて、24話。内容は先週USTで放映されたものと同じでした。あの微妙すぎるうさとらコーナーをもう一回見ることになるとは思わなかったぜ……。
 会場もそれなりに反応しつつの鑑賞でした。牛角さんの葛藤で(苦笑)的なさざなみが広がったのはご愛敬。しかし警戒していたチャーハンのくだりは特に反応はなくて、ほっ。

 24話の終了後、ライブビューイング会場オンリーの平田氏&遊佐氏のトークが流れ、しかし音声トラブルでぐだぐだに。あうあうあー。
 ともあれ、休憩を挟み、今度はスタッフトーク。引き続き尾崎EPが司会で、さとうけいいち監督、脚本の西田征史氏、桂正和氏、田村P、松井P。プロデューサー多すぎっていう。
 裏話、苦労話、いろいろと面白うございました。おそらく、ムックや雑誌の内容とはあまり重複しないように、気を配って喋ってくれたんだろうなあ。

 で、待望の25話です。
 内容の感想は、MX放映終了後に書く予定ですが、会場内についてだけ。
 盛り上がるシーン、来る来る来る来る…………きたー!というシーンでは、しっかり拍手&歓声が上がって、たいへん盛り上がっておりました。思ったほど嬌声という感じではなく、普通に「おおおー!」という歓声に近い感じで。もちろん、ラストのあのシーンでも。
 来る来る来る来る来る来る…………という、期待と緊張の高まりが肌で感じられて、物凄い一体感がありました。

 いや、なんか、初めての感覚だったなぁ。こういうのも、いいもんだなあ。

 ちなみにtwitter連動はかなりぐだぐだ。右端に表示されていましたが、点いたり消えたりの繰り返しだし、リロードのスピードが合っていなくて本編の進行状態とは全然関係ない古いツイートが表示されっぱなしになったり。
 まあ、邪魔にならないという意味で、わるくなかったです。ふと目をやると、ちょっと和むこともあったし。

 このへんから記憶がもう曖昧なんですが、25話の上映後は、またスタッフが登場して、挨拶をしてくれました。
 さとう監督が、震災後にこのアニメを見て元気が出たと言って貰えて嬉しかった、というエピソードを語りつつ、感極まって泣いちゃってたのが印象的でした。うっかりもらい泣きしそうだったよ、うん。避難所で見てる、っていうツイート、あったもんね。あの3月。
 あの3月を越えて、4月から始まったこの作品。第3話は地震で長時間のL額縁になったっけねMX。

 挨拶を終えて、尾崎EPより、セレクションの上映開始にあたって。終了後にも仕掛けがありますので、是非そこまで見てください、という。うーんまだサプライズプレゼントがあるなんて、嬉しいのう嬉しいのう。とか思いつつ。

 セレクションは、3話(爆弾魔)、5話(バースディサプライズ)、15話(スカイハイの恋)、21話(ワイルドに吼えるか)、という1クールから2話、2クールから2話の構成。
 おそらくサンフェスで上映した1話と7話は外したのでしょう。個人的にはもういちど7話を見ても良かったんだけど。
 最終回のようにわーっと声が上がることはあまりありませんでしたが、3話の「あれはビルだな」とか15話のバーナビーさんグラビア撮影とか、そのへんでは笑い声があがっておりましたよ。
 そして、最後に、もう一度25話の上映。
 先ほどとはうってかわって、みな画面に集中して、静かに見入っておりました。ツイッター画面も消えて。
 大画面での最終回、堪能いたしました。

 終了後、収録であろう平田氏と森田氏のビデオメッセージが流れて、かわいい楽しい内容でありましたよ。
 最後に尾崎EPが、最終の挨拶に出てきてくれて(ゲスト陣で唯一、最後まで会場に居たのかな……)シメ、となりました。

 外に出れば、すでに日は高く。湿気はあるけれど、秋の穏やかな朝。
 友人と、いろいろ語り合い、反芻しながら、帰りました。

 隣のお嬢さん二人連れが、ちょっと戸惑ってしまう独特なマナーを披露していたこと以外は、とても満足できる、楽しめるイベントでした。
 これに参加しないつもりだったなんて、もったいないもったいなかった。あぶないあぶなかった。

 楽しかった!
 そして、やっぱり好きだな。TIGER&BUNNY。

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 BD5巻の発売も間近。そういえばスタッフトーク中に松井Pが言っていましたが、最終9巻の初回限定版には桂正和描きおろしヒーロー全員集合図のBOXが付くそうですよ奥さん!今から楽しみだー。