コミック版『カードファイト!! ヴァンガード』

 読んでみました。

 新古書店にずらりと並んでいたので、つい救済を。
 おそらく、PRカード目当てで買って、本を手放す人がいっぱいいるんだろうなあ。複数買いもあるのかも。

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カードファイト!! ヴァンガード (1)
カードファイト!! ヴァンガード (2) (単行本コミックス)
 ざっくりと感想。
 全体にどのキャラも、基本的にはアニメと同じ性格で、しかしアニメよりもマイルドな印象でした。アイチは若干前向きだし勝率高いし、櫂も普通に少年ぽいし歩み寄る姿勢を見せるし、ミサキとカムイも常識ある感じ。
 ストーリーは序盤というか出だしはアニメとほぼ同じ。あとはだいぶ違っていて、さっさとフーファイターが登場しており、その分、他のライバルやエミ、ナギサ等は軒並み出番無し。ちょっと淋しい。
 しかしPSYクオリアってなんやねん。カードユニットの声を聞くってなんやねん。アニメでもそれっぽいシーンがあったことはあったけど、本筋に噛み込ませるのかしらん。超常能力0.5歩手前な感じで、主人公(&最強のライバル)補正としては納得だけれど、まあ、チートだよなー。コミック版はさほど違和感ないけれど、アニメは半年のあいだ真面目に地味にやってきた積み重ねがあるからなあ。どう処理するのか、この後拾うのか、興味津々。
 とりあえず、一本のマンガ作品として、ふつうに楽しかったですよ。3巻も買うかな。だいぶ先だろうけれど。