BLOOD-C#5「めぐりあひて」

　物語が急展開。起承転結で言うと「転」？ いやむしろ「承」の段階なのかな。

　定型だった歌を歌いながらの登校は無し。
　そして、雨が降っている＝「今日も〜♪いい天気〜♪」が崩れている、というだけで、なにやら物凄く不穏な雰囲気に感じてしまうのは、ここまでの刷り込みあってのことでしょうか。
　まんまとのせられてる！

　小夜の異変。敵と見做す相手の語る謎めいた言葉。
　そうそう、目玉のひとにはけっこうびっくりしました。綺麗な声で喋るから、綺麗なお姉さんが出てくるかと思いきや、目玉だった。
　見た瞬間、怖いより何より「あんな女性の声でどうやってどこから喋ってたんだ！」とツッコミを入れてしまったのはひみつです。
　それと、モブっぽい助けられた女性が、普通の反応（血まみれの小夜を見て怖がる）をしていたので、箱庭的世界観ということは無いのかな？ ちゃんと一般人も存在しているのか。

　教室での怪談大会も、普通に普通な反応と印象。でも名前有りキャラについては、まだまだ違和感が漂うけれど。
　唯一、無口な時真慎一郎くんだけは、少々本音っぽい必死さを見せてくれて、視聴していて心情的に寄り添えるキャラクターになってきた模様。

　それにしても、先生の語った、核心をついているっぽい怪談話、最後まで聞きたかったなあ。
　こういうのはお預けが基本ではありますがっ。

　終盤、双子の片一方だけが訪ねてきたことも、これまでずっとセットで動いていたのに……と、不穏さを醸していました。
　案の定、古きものがあらわれ、さてさて、と。
　良い引きだったけれど、これで来週はお休みなのよね。どうなの、お預け状態って！

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　お、アニメ盤あるのね。DVD付きで、OP映像&SPOT収録。そしてコンテブックレット付きとか、こりゃ嬉しい。本編は買わずとも、OPだけはDVDで欲しいって思うこと、あるものね。