うさぎドロップ#1「りんどうの女の子」
原作未読。予備知識は、なんかおっさんと幼女が一緒に暮らす擬似家族もの? といった程度。あざといなぁという印象を持っていましたが。
ごめんなさいごめんなさい心入れ替えます凄い好みでした。
設定だけ見た時点では、随分とドリーミィなお話に思えたのですが(まあ実際、現実にはありえない話ではあるけれど)、葬式のあの何とも言えない雰囲気がとてもリアルで。
淡々としているようで、きちんとりんの描写を積み重ねていく。
実に正統派、丁寧。
音楽も印象的です。
ほぼ鳴りっぱなしに近く、下手を打てばうるさがられそうなのに、多用されているピアノの音がとても優しくて、好みでした。
絵づくりは雰囲気重視で、ノイタミナらしい背景と色遣い。
個人的にこの手の作品は、まるきり受け付けないか、素敵に気に入るかのどちらかなんですが、今回はどうやら後者です。
何がいいって、大吉のデザインがいいんだよなー。
……個人的に、あの三白眼は、たいへんにツボです。
でもって、三十代オーバーの主人公って、この先のアニメ全般において、ポイントになっていくのかも。
ファンの高年齢化は確実なわけですし。
なんだかんだ言って、自分と年齢が近い方が、感情移入しやすいですし。
男性キャラの場合、三十代でも四十代でも五十代でもそれ以上でも、格好良く描くのは比較的(女性に比べて)容易でもありますし。
そういう意味も込みで、注目です。楽しみに見ることにします。
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うさぎドロップ (1) (FC (380))
原作の評判も良さげ。さくっと読んでみるか、あくまでもアニメで見るか、悩みどころ。