GOSICK#24「死神の肩越しに永遠をみる」
最終回。
前回の重苦しさから、いったいどうなることやらと緊張しつつ視聴しましたが。
すべてにきっちりとケリをつけ、思ったよりもずっと柔らかいエンドに仕上げられていて、ほっとしました。
結局、あの予言は半分当たって半分外れたのか……。
序盤、ヴィクトリカが命乞いをするシーンは、とても痛かったけれど、同時にカタルシスもあって、見応えがありました。
命を乞い、命を守る。初期から考えると、本当に体温の通う子になったんだなあと。
そして、とうとうデレたグレヴィールが兄すばらしかったです。贅沢を言うならあそこでヴィクトリカさんは「兄さん……」とか呟くべきだったと思います。ただの兄萌えですスイマセンスイマセン。
最終回の構成としては、物語全体が戦争、そして世界情勢というものに覆われてしまって、実は展開らしい展開はしていなかった……ことにBパートは、一見してそうは受け取れずとも、全体がエピローグだったのかも、と思います。
なんとも、諸行無常。けれど、変わらないものもある。美しいつくり。
そしてCパートは、もうこれ、プレゼントだなぁ。
主人公二人への。ここまで見た人への。
確かに受け取りましたよ。
ところで、テロップ見ていて、一弥の絵:桜庭一樹に笑ってしまった。いやぁ芸術的です。そしてヴィクトリカさんにディスられるとか、素晴らしいご褒美です。
2クール、初期のミステリ仕立てがやっぱり楽しかったです。ヴィクトリカまじ可愛かった。一弥さんまじ可愛い格好良い、で。
しかし定型に安穏とせず、怒涛の物語を繰り出した後半も、ハラハラさせられたし、考えさせられるものがありました。
面白うございました。
ありがとうございます。
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公式ガイドブックの発売予定とかあるのか。7/22発売、って、微妙な時期に。最終回を見て、気持ちが盛り上がった人が買う、という方向を狙っているのかな?