ガンダムビルドファイターズ#5「最強ビルダー」

 ライバル登場の巻。こういう「事前登場をする他地方の強豪」って、いざ対戦する段になって(あるいはその前段階で)往々にしてかませの位置に立ってしまうことが多々あるわけですが……などとメタな心配をしてもしょうがないな、うん。

 引っかき回し、関西弁キャラ大阪弁ではなくて京都弁なところがちょっと新鮮。
 評判を聞いてやってきたということで、主人公であるセイの株を上げるという役割も果たし、「彼女サン」発言でフラグを進める役割を果たし。
 イメージしろ!なバトルには、ごめんなさい。こういうとき、どんな顔したらいいか分からないの。状態になりましたが、なんちゅうか面白かったことは確か。

 しかし、既存のガンダムシリーズリスペクトネタの濃度が落ちないなー。
 このままずっと突っ走るつもりだろうか。それはそれでいいんですが、見ていて疎外感のようなものを感じてしまうこともあり。
 元ネタが分からなくても面白い、元ネタが分かるともっと面白い。そのバランスはむつかしいのだろうな、とは思います。
 とりあえず私としては、普通にセイとチナのやりとりとか、セイとレイジのやりとりとか、ネタ絡みじゃない初々しい感じのが見ていてたいへん楽しいです。
 ……え、そっちのほうが不純?それは言わないお約束ということで。

 しかしネタっぽく&ライバル顔見せで終わるかと思ったら、まさかのユウキ先輩不戦敗という爆弾を投げつけて終わってくれるあたり、流石であります。あとサザキくんかわいい。じゃなくて。
 より大きな使命を帯びて去ってしまった、ということは視聴者には明白でありますが、レイジにとって当面のモチベーションの元であった対戦が消滅したことにより、どう転んでいくのか。
 お話もキャラクターも。純粋に行く末が気になります。
 童心で楽しむも。ガノタ心で楽しむも。

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TVアニメ『ガンダム ビルドファイターズ』挿入歌「ガンプラ☆ワールド」
 DLで単品発売されてた。ちょっと惹かれます。
 ライバルキャラクターが入れ替わり立ち替わり状態になっていますが、今後の去就というか再登場が気になるキャラばかりで、そのへんが話全体の豊かさに繋がっていくのだろうなあ。

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