ガリレイドンナ#4「スノーギフト」
ガリレオのスケッチを探す旅。偶然出会った浮浪者っぽい人が偶然持っていました良かった良かった。灯台下暗し……ってそんなことわざで済ませちゃうんですか!いやいやなにかの伏線がきっと隠されて……?
なおかつ、お医者さんであり、ミクロドクターという機械の開発者であり、重傷を負った星月もおかげで救われて。
ここまで便利なゲストキャラクターというのも珍しいというか便利すぎるし、これはやはりなにかの伏線がきっと隠されて……?
などとしょっぱなからケチをつけていてすみませんすみません。
お約束で、怪我を見て態度を軟化させ、操縦を頑張っちゃう神月とか、お約束ゆえの一定の心地よさはありました。
同じく、星月の怪我を知って矛を収めるシシーニョとか、これは安定のシシーニョさんな嬉しさ。
部下の人心掌握が今ひとつなっていない、とも感じられてしまったけれど。だってあれ、完全に、シシーニョの理念を知った上で暴走されているわけで。ううーん。残念リーダーであったか。でも人望はある。
アイドルおやぶんなのかしら……それはそれで妄想がはかどりましたごちそうさまです。
閑話休題。
神月の緊張をほぐしつつ、ガリレオのスケッチをゲットし、人脈も広げて、という、堅実なお話となっておりました。一話単体として、なかなか見やすかったかと。
冒頭に書いた通り、どうしてもご都合主義っぽさが目についてしまって、話に乗っていきにくいのが難点ですが。星月の怪我にしても、なんか病気のようにうなされているのが違和感で……いや血まみれにしろとか骨を突き出させろとかは言いませんけれども。
あんまり深いこと考えずに見ていくしかないかなあ。いろんな意味で。
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きんぎょかわいよきんぎょ。でもきんぎょこわいよきんぎょ。戦闘モードに入ったきんぎょが怖いというか、なにやらグロテスクで、違和感があって……この作品全体につきまとう違和感の象徴にして凝縮。なのかも。