境界の彼方#5「萌黄の灯」

 博臣かわいいよ博臣。妹溺愛兄かわいいよ馬鹿兄。ラストシーン最高だった……ああ、最高だった。いいなあ。兄、いいなあ。めらめらめら兄萌えめらめらめら。
 黒髪ぱっつん寒がり属性。実力あり。冷徹に見えることもあるけれど本質的には人がよさそう。「兄」として、いいところづくめじゃないですかやだー。

 とか萌えつつも、博臣というキャラクターは、ここまで出番が少なめでありながら、実力者であることを顕示&未だ見せない過去やら設定やらを持っているいる、というあたりで、今がいちばんおいしい時なんじゃないかなぁ。とも思っております。わりと身も蓋もない。

 ともあれ、メインキャラ四人が部室に揃って、微妙に部活ものの体裁も整って、ぐんと雰囲気が良くなった感がありました。
 そして、未来が鍵というかやはりヒロインなのだなぁと実感させられた気がします。未来の精神状態が平穏になるのと呼応して、見ている方も気持ちが穏やかになるという。

 美月の抱える静かな鬱屈にフォーカスしつつ、これまでの話のとりまとめというか、エピローグにしてプロローグのような。
 未来の文芸部加入、メインキャラの精神面のフォロー、サブキャラの整理。
 これまではひたすら引っかき回しのお騒がせで、フォローされる一方だった未来が、心を開いたことにより、逆に関係者の間に輪をつくっていく構造になっている……というのが、面白いなあと思いましたです。

 まだまだ禍根は残っているし、不透明な部分もあるし。しかし部活ものとして、というか、主人公集団が結成(というほど力強いものでもないですが)されたことにより、見やすさが増し、ストレスは軽減され。
 シリアス、ギャグ両面での掛け合いも楽しめるようになるのかな、と。

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 キャラソンかぁ。しかもこういう組み合わせで来るのかぁ。ちょっとドキドキしますねキャラソンはジャケットが第一の生命線ですね。なにをいっているのかわからない自分でもわからない。
 ……とりあえず、博臣かわいいね。うん。

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