宇宙兄弟#76「オリガ」
オリガかわいいよオリガ。
伊瀬茉莉也の自然な喋りが素敵でした。普段よく耳にする、いかにも可愛いアニメ声からは、若干離れたところにある自然な声。バヤイ可愛い。バヤイ。
日々人ロシア編。
六太の出番が無いのはしょうがないとして、アバンでしつこく三回目のバーティカル以下略を見せられたのは、少々食傷気味。いやま名シーンですけれど。さすがに。
宇宙「兄弟」なのだから、落ち着いて日々人サイドを見せてくれるのも、いいじゃないですか。六太の出番がしばらく無くても、いいじゃないですか。
六太の視点での完璧超人なイメージからだいぶ離れて、意外と(?)内省的な面を見せる日々人が、もの悲しくもあり、魅力的でもあり。
現状、本当に歯痒くて辛い思いをしているところですが、この逆境にあって初めて見せてくれる面がたくさんあって、六太フィルター無しにそれを見ることは、なんとも興味深く、インタレスティングとファニーの両方において「面白い」のでした。
代わってオリガの視点が入ってきますが、ヒビットで知っている日々人、その落差にも怯むことのないオリガの自然体がまた心地よい。
ここで無駄に責めたり、追及したり、幻滅したりといったウェットな展開にしないあたりがいいんだよなー。と。
それと、おまけのミスターヒビットがここに来て生きてくるわけですが、原作を読んだ時と比べて、やはりアニメで先に見ていることによりだいぶ思い入れが違っていて、よいかんじでした。
今はお間抜けで脳天気なミスターヒビットだけれど、こんな熱い展開もあるのか。とか、思っちゃう。うむ。
しばしの間、オリガをヒロインとして見ていきます。たいへん楽しみです。