宇宙兄弟#75「わたしの両手」
バトラー室長への宇宙飛行士アピールと同時に、せりかへのラブラブアピールもしてしまう六太さんちゃっかり。
しかし、前者は成功したものの、後者は天然鈍感せりかさんには気づかれず。どころか、余計な誤解を生んでしまうっていう。がんばれ六太さん。空にバルタン星人が描けるその日まで。なにかがちがう。
バトラー室長の誤解で、せっかくのいい話が台無しに。先週の切り方は良い判断だったのね……と再確認させられるのでありました。
いやこれはこれで面白いんですけどね、感動を返せ!ってちょっと思いますからね!
しかしアニメで見るバーティカルクライムロール、空を駆け上るT-38は、躍動感とスピード感に溢れていて、実にもう動いているところを見ることが出来て良かった、アニメ化されて良かった、と思えるシーンになっておりました。オチは何だけど、ハートマークも同様。見ていてとにかく爽快。
飛行機アニメが見たいなぁ……見たくなったなぁ……。
後半はうってかわってシャロンの計画、そして病状の進行。
指。手。てのひら。この作品において、印象的なモチーフとしての連続性も感じます。
自分のてのひらにおさまるだけの、身の丈におさまるだけの夢。
自分のてのひらができるだけの、かなえられるだけの願い。
両手を貸してくれる人。
引き継がれていくもの。
モリソン博士の頼もしさ、そして六太の着実な前進が、ひとすじの希望を与えてくれる。今はただ「間に合ってくれ」と祈るだけですが。
次回は日々人のロシア編が始まるのかな。オリガかわいいよオリガ。じゃなくて、六太の動向も気になりますが、兄弟いずれにスポットを当てても、楽しいです。楽しみです。
◆amazon link
宇宙兄弟 1/10 ムッタ&アポEVAセット
関連商品が少なすぎてなんだかなぁと毎度ここに貼るための商品を探すたびに思うわけですが、対象年齢層……というより対象層が、いわゆる一般層だから、難しいというのもあるのかな。
宇宙と絡めた、JAXAやNASAと絡めた商品や企画がもっともっと増えてくれてもいいのに。