Free!#11「激情のオールアウト!」

 感情の衝突、ぶつけあい。というよりやっぱり「修羅場」という単語を連想してしまうのは何故なのかしらね。
 いずれにせよ怜は風穴を開ける立場、立ち位置を務め続ける定めなのか。
 とりあえず、ただあしらわれるだけではなくて、しっかりと凛に楔を打ち込んで来たのはぐっじょぶなんですよ。ふぁいんぷれーなんですよ。
 凛としては、他の幼馴染キャラ達には、オーストラリアでのことを話すことはなかった……話せなかっただろうから、そういう意味でも、必要な役回りなのだろうな。

 それにしても今回見ていてワタクシは何回「○○さんチョロいっす!」と言ったことでせうか。
 遙はじめ皆に心配されてうるうるしちゃう怜さんチョロいっす。
 遙にお礼を言われてびっくり感激しちゃう真琴さんチョロいっす。
 怜の働きかけで打ち明け話をしちゃう凛さんも微チョロっす。分かりにくいけど。

 凛が普通に「世界を目指す」という夢に挫折しちゃったんだろうなぁということは繰り返し示唆もされてきていたことですが、そこに、リレーにかまけたのが原因だ、という気持ちがあった、と。
 自分への逃げ道、言い訳の行先として使ったのであろうことは容易に推察されますが、そこからさらに一時帰国した時に遙と勝負したこと、負けたこと、が複雑怪奇に絡みあっちゃって、もう実に面倒くさいことになったわけですね。
 ほんとに面倒くさいな凛さん。ヒロインだな凛さん。

 まあ、今回で、行動原理はだいたい分かったし、あとは対決して昇華するだけ。とか思っていたら、最後に爆弾を投げてくれちゃって。
 そりゃあこんないい加減というか自分勝手な理由というか自分の都合で突然リレーに出るとか、普通の部活では通用しないだろうね、と納得なのですが。
 これにどう収拾をつけるのか。凛さんの面倒くささはまだまだ続くよ。

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TVアニメ Free!ドラマCD 岩鳶高校水泳部 活動日誌2
 しかしドラマCDが山ほど出ていてファンの皆さんは大変だろうなぁ。キャラのファンなら、きっと聞いたら一定レベル以上に面白いだろうし。
 キャラソンといいドラマCDといい、CDメディアでばしばし回収する商売も流行りですね。ビジネスモデルとして悪くないと思います。個人的に好みではないけれど。放映前からキャラソンのラインナップをずらりと並べられると、わりとめげる……。

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