ローゼンメイデン#10「見えない選択肢」
まさかのジュンさんハーレム状態にわろてしまいましてよ、ええ。
もう全員のマスターになっちゃえばいいのよ、ええ。
……あれ?なんか、悪くない解決法じゃね?
全員のマスターになったら、全員が同格じゃね?そもそも一対一でない契約が許されるのかどうかは、まあ置いといて。
まあ、夢です。夢想です。妄想です。
そんなこと考えるくらいには、「まかなかった」ジュンに思い入れています。それだけに、今回の展開で、若干不安になってしまう。
この「まかなかった」世界でのことが、白紙に戻ってしまうのではないかと。
なかったことにされてしまうのではないかと。
けれど「まかなかった」世界でも「巻き返す」ことは可能であり、ジュンはそれに気づくことが出来たので。
決して、すべてが無かったことになるわけではない。よね。
ジュンさん絶頂期(か?)たるマスター争奪戦は、翠星石のナイス策謀&不慮の事故の合わせ技でドタバタと着地。蒼星石のマスターになる、というのは、実にサプライズでございました。
でもって、争奪戦中、また蒼星石と対面しての会話とで思いましたが、そういえばこの「まかなかった」ジュンは、「まかなかった」世界でのドール三体の現出に関わって……手を貸しているんだな。
真紅、雪華綺晶、蒼星石。
それぞれに関わり方は違いますが。ある意味おいしいポジション。それだけに辛い面もあり。幸福な面も、気づかないだけで、とても大きくあり。
ともあれ、今回のアニメにおけるストーリーの収束先はだいたい見えてきた感があります。
クライマックスとなるふたりのジュンの会話。指し示された未来。境界線の向こう側。
選択し、掴み取るのは、ジュン本人。
見守っていきます。一区切りまで。
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ローゼンメイデンという作品とジグソーパズルって、なんとなく、ハマっているような気がしませんか。気がします。
玩具である、という共通点と、綾なして織りなしていく華麗さ、というイメージがあるからかな。