神のみぞ知るセカイ 女神篇#9「Absent Lovers」
誰かを傷つけるときには、同じだけ、自分も傷つく。
うっうー。いたかった。たいへんいたかった。きもちよかった。えっ。
……ちひろが傷つくのは本当に見ているだけで心臓が痛くなるレベルにしんどかったですが、ちひろを「傷つけた」ことで「傷つく」桂馬さんには、その傷つきっぷりに同情しつつ、若干溜飲が下がるという効果もあるわけで、ゆえに見ていてとても愉しかった、という。
自分がだいぶ最低に思える快感だな。そういう意味で共感もしてしまうんだな。
ちひろが女神候補から外れたことにより、残るは消去法で歩美。しかし状況は最悪のものになっているわけで、ここからどう挽回の道筋をつけていくか、という。
見たところ絶望的にしか思えないのに、ここでメルクリウスをぱっきり入れてきて、歩美の桂馬に対する想いを自覚させる方向へと導くあたり、良い意味でそつのない構成であります。
そつのない、と言えば、普通であれば本筋に当たる真相究明ルートをあっさりポイ捨てする桂馬さん流石っす格好良いっす!
デスヨネー。そんなルート、全員攻略後のトゥルーエンドというより隠し真相ルートみたいなものデスヨネー。まずは攻略してからです。という意味で正しい。
天理のフラグ強化もこなしつつ、真相ルートにも迫りつつ、歩美攻略は(本人はあずかり知らぬところながら)進行中。
桂馬さんほんとお疲れ様です。
いつか報われるといいですね……うん。
報われないのが神さまなんですけどね……うん。
とりあえず心穏やかにゲームに没頭できる日々に戻ればいいってだけですね、そうですね。
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天理篇OVAのBD、なにげに発売日が延びていたのか。本来の予定(8/28)なら、今回のエピソードに繋げてベストなタイミングだったろうに、もったいない。
もう限定版コミックスに付けるのはBDでいいよねぇ。とか思ってしまいますが、DVDの方が広くカバーできることは確実だから、しょうがないのかな。