ローゼンメイデン#8「アンティークドール」
ジュンの変化をどう受け止めるかによって、意見は分かれそうなところ。
店長に対して毅然とものを言ったシーンも、「はやくかえりたい」が高じてキレただけ、とも見えるし。
この件で示された、ジュンの仕事に対する真面目さ、勤勉さは、今の変化から出たものというわけでもないし。斎藤ちゃんからの好意と評価は、どうにも凄く上辺だけに対するものに見えてしまうし。うーんうーん。
ここ数週間、物語の進展が少ないのみならず、ジュンの変化もじりじりじわじわしたものだから、よけいにじりじりじわじわしちゃうのかな。
時間は容赦なく過ぎてゆくのに。
しかし微妙にデレて、というか「まかなかった」ジュンを認める内心を吐露してくれた真紅さんには、少々感動というか嬉しゅうございました。
大きな手を持っている。扉を開ける手を。
小さな手を持っている人形の彼女が、そう言う。どれだけの想いが込められていることか。
まいた、まかなかった。選んだ、選ばなかった。根幹、枝葉。そういうことではなくて、過去から現在、未来へと、どれだけの扉を自分の手で開けていくか。そういうことなんだな。価値観の置き場所が違うんだな。
……ということを、ジュンにはっきりと伝えてあげればいいのにね。
しかし後半は、公演に無理矢理ついてくる真紅かわいいし、小道具の代役をかってでる真紅かわいいし、真紅のことがきになってしょうがない水銀燈かわいいし(なんかちがう?ちがわない!)、いろいろようやく話が動いていく予感。
次回……そろそろ、怒涛の展開とかあるのかしら。雪華綺晶の「まかなかった世界」への本格登場とかあるのかしら。予告を見るといろんなキャラが出ていますが、さてはて。
クライマックスの舞台、ご一緒に。
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BD第2巻を彩るは水銀燈さま。麗しゅうございます。全何巻になるんだろう。全員登場は難しい……よね……?