ブラッドラッド#4「殿堂魔界へ」
そういえばわたくし、三白眼の男性キャラはだいすきなんですが、三白眼の女性キャラはそこまででもないなぁ。
しかし今回のベルさんの破壊力はなかなかに高かったです。
蓮っ葉な言動のキャラクターがしおらしくなる可愛らしさ。を、存分に味わいました。
トレジャーハンター。ハントする立場だった自分が、ハントされる立場になる。逆転する。という、そのシチュエーションにどっきゅんしてしまった、というのが(見ているこっちもどっきゅんしてしまったので!)とてもとても良く分かります。
ストーリーのほうも滞りなく進行中。
スタズのお兄ちゃん&妹の登場で、ぐっとアットホームに……なるわけもなく。しかし、わりと前触れなしの新キャラ登場でしたが、身内(家族)ってなるとさほどの唐突感は無いものだな。と、妙なところで感心しました。フィクションの作法のひとつとして、覚えておくべきかも。
一方、冬実にも異変が起こっており。キャラクターが分散すると、居残り組にカメラが切り替わった時に、尺稼ぎに感じたり、退屈してしまうことがしばしばありますが、こっちはこっちで別の事件を持たせて、逆に二倍の危機、二倍の引きにしている。
誠実な作りだなぁと思います。
そしてうろたえるウルフさんかわいいです。ええのう。
いずれにせよ、目的はひとつ、冬実のため。冬実を生き返らせるため。生かすため。
だから話はブレることがない。
使命感はあるけれど、基本的にはコミカル、軽快。見ていて気楽。
ほんと、夕方に、家事をしたりごはんを食べたりしながら見たいアニメであるなぁ。なんで深夜なんだろなぁ。
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ブラッドラッド (3) (角川コミックス・エース 280-3)
ここまでで原作3巻の途中、といったところ?だいぶハイペース。それにしてもこの兄、よきメガネである。そしてSである。早くスタズとの会話が見たいところですが、妹ちゃんも可愛かったしもうなんでもいいや!