ローゼンメイデン#4「ティーポット」

 バイト大学生のおんぼろアパートに迎え入れてなお、むしろそれゆえに、光り輝く真紅さんの美しさ愛らしさよ。
 そして、あらためて巻き直したジュンが、どんどんリア充の階梯を上っていく……いやまあ斉藤さんからモーションかけられて(古)いたのは元からですけれども。ここで会ったのも真紅の存在があってこそ、だもんなぁ。
 手芸店で思わず語ってしまったのも、真紅のドレスを縫った経験が直近にあったため、テンションが高まっていたから、とも思えるし。
 しかし斉藤さんにとってこの時点でジュンくんは「ちょっと気になる男の子」から「ちょっと使える男の子」にシフトしてしまった可能性もありそうな、ってそうするとむしろフラグクラッシャーか。それはそれで。

 雪華綺晶の影が見え隠れし、不吉な雰囲気は漂うものの、基本的には真紅とジュン(大学生まかなかったバージョン)が改めて関係を構築していく様子をほっこりにっこり見守る回でございました。
 紅茶の注文やら、小さいティーカップで飲む様子、リュックに納まって買い物についてくる(しかし主導権を完全に握れるでもなく、若干拗ねたりする)真紅の愛らしさたるや。
 振り回されるジュンを眺めるもまた楽し。

 本当にもう真紅が可愛すぎて、見ているだけで幸せになっちゃう。前回の感想でもちらっと書きましたが、大学生のジュンとのスケール差がほんとやばい。このフェチ感がやばい。本来あるべき姿だったのかもしれないって思うくらいにやばい。
 逆に言うと、小柄な中学生のジュンは、うまくオブラートの役割を果たしていたのだなぁ。と、今になって思い当たったり。

 とまあ、ほのぼのと見ていたら、ラストの雪華綺晶がなかなか怖ろしげで。
 真紅も何やら時限爆弾を抱えているようですし、ジュンは未だに半信半疑だし。前途多難の模様。
 キャラを愛でつつ、物語にはらはらどきどき出来る幸せ。

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ローゼンメイデン(9) (ヤングジャンプコミックス)
 原作の最新巻は7月19日に発売された9巻。商品説明には最終局面とありますが、アニメとの連動はどういったかたちになるのでしょうか。いずれにせよ、きれいなかたちで終わってくれることを望みますけれども……いっそ二期とか映画とかOVAに持ち越してでも。

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