ブラッドラッド#2「ただいまは言わない」
第一話での印象は、ほぼそのまま引き継いで、ゆるっと見ることの出来る少年マンガな夕方アニメの雰囲気。ストーリーの展開には常に新キャラクターの登場が伴うあたりも、なんとも少年マンガらしいよな、と。
まず物語のためにキャラクターが立ち上がり、次いでキャラクターのために物語が転がっていく。連載作品ならではのテンション。
そんなわけで、今回本格登場のハイドラベル、通称ベル。こうるさいタイプなのかな、ちょっと鬱陶しいかな、と思ったら、どちらかというとさっぱりした気性で、いい意味で女くささが無く(ダーリンがどうこうというのも、逆に未成熟ゆえ連呼しているように見える)、そして冬実のほにゃほにゃっぷりに呆れたり萌えたりするあたりが美味しく。
とまあ、見ているうちにどんどん好感度が上がっていきました。
スタズの天然いいひとっぽさ、冬実のもたこ可愛さも、第一話から変わらず。
吸血……じゃなかった給血シーンのえっちぃ雰囲気はお約束ですが、切羽詰まった状況であり、ふたりの性格が既に分かっていることもあり、むしろ今後の絆……そしてしがらみの生まれる瞬間なのだな、と、そういう意味で緊張してしまったり。
描き文字演出や、全体のテンポなど、いまひとつこなれていない(あるいは、見ている自分が慣れていないと言い換えてもよい)部分もありますが、ほんと夕方アニメの気分でゆるゆるとごはんを食べながら見ていくにはなかなか良さげ。
現在までと、オープニングを合わせて予想するに、男女比率もよい感じのようだし。そこ重要。
出番待機のキャラに、よき三白眼、よきメガネがいるし。そこ超重要。
そんな感じで、視聴は継続していく予定です。はい。
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May'nの歌はアニメのオープニングの定番。そこに、なぜか米たにヨシトモコンテの映像が乗って、見ていて小気味の良いオープニング。
そのへんもあるのかな。予想外に気に入った理由。