「少女革命ウテナ原画展 〜輪るピングドラムと幾原邦彦の世界〜」
仕事帰りにさくっと見てきました。
いろいろとイベントもあったようですが、そのへんはスルーで。
会期短いなー。入場料取るのはまあいいとして、クレカ会員は無料で入れるって。うーむ。場所ゆえ、でしょうけれど。
ウテナについては、映画版未見。TVシリーズは途中までしか視聴していません。
何故って、その当時は実家に居たため、放映していなかったからです。地方在住の哀しさ。
評判を聞いてレンタルビデオで借りまして、序盤はたいへん面白く見たのですが、なにしろ長かったので、途中で息切れしてしまい。
ピンドラは全話視聴済。
西武別館つまりは端っこの、あまり広くはないスペースで、こぢんまりと開かれておりました。
しかしお客はけっこうな入り。
花束もいくつか。こういうところでつながりを見るのがけっこう楽しかったりします。
会場内は撮影禁止だったため、他に写真はありません。すみません。
アンシーのドレス、撮りたかった……!実にもう美しい「ほんものドレス」でした。イヤリングとメガネが添えてあったのがポイント高い。ティアラは、なんだか、ダンボールみたいでチープでしたが……。
展示は、ウテナは基本的に原画とセル。本編で使ったものもあれば、版権もあり。
原画の美しさって、何なんだろうな。大好きなんですが、何であんなに魅力的に感じるのか、謎です。
細々とした指示や注意書きが入っていると、なおさら楽しいんだよなぁ。
版権など、いくつかのものには描き手の名前がきちんと添えてありました。
なんつーかとりあえず長谷川眞也すごいや。と、思ったです、はい。
なんであんなに艶やかな線を描くんだろう。描けるんだろう。
他に、さいとうちほのイラスト、背景画、なぜか版権玩具、絵コンテ少々、AR台本等々、わりと雑駁とした展示内容でありました。
ピンドラの方は、原画その他展示の数は少なかったですが、星野リリィのキャラクター原案が実にもうご馳走様な美しさで、見惚れて動けなくなるレベル。
冠ちゃんが麗しすぎてですね……萌えたぎってしかし思い出すと切なくてですね……うう。
物販コーナーも充実でした。すいません何も買わなくてすいません。
図録をはじめ、限定グッズから既存の関連書籍まで、多数。
それと、まあ、あれですね。版画の販売。中心となる価格帯はだいたい10万円くらいでしたが、結構な量の売約済の札がついておりました(限定40部とかそういう感じで、ずらっと10枚くらい売約済札が)。
原画をじっくりじっくり見て、小一時間ほど。
楽しかった、というか、本当に心の底から眼福でした。原画美しいなぁ。素晴らしいなぁ。
そして「上手な絵」を山ほど見たことによる、目の保養。半端なかった。