貧乏神が!#10「カボチャ嫌いの子供にカボチャ食べさすためこっそりシチューに混ぜておくみたいなもんですよ」

 わたし、このアニメ、基本的にごはんを食べながら見るんです。
 晩ごはんだったり、朝ごはんだったり、さまざまですけれど。
 今回は、朝ごはんを食べながら見ました。オールブランを食べながら見ました。ええ。牛乳をかけてしっとり湿った茶色いオールブランを食べながら(以下略)

 せめて、ピンクにするくらいの気配りをさあ!
 心に傷を負いましたよ……。

 さておき。
 強烈な新キャラを出しつつも、演出は普段のノリ、雰囲気のまま。それでいて、ストーリー展開やキャラクターの心情はシリアス寄りに作ってあるというあたりが物珍しいというか、面白かった。

 すっかり丸くなった市子。子猫をすごく素直に可愛がっていて、どっちかって猫を可愛がる市子のほうが可愛いよ状態。
 そして、幸福エナジーを吸収してしまうことについて、真剣に考え始め、嵐丸や身の回りの人物のことを心配しているし、後悔している様子も描かれる。当初の、自分勝手高飛車お嬢様っぷりはどこへやら。
 この変化をもたらしたのは、ことの発端である紅葉(による、幸福エナジーの存在への自覚)なわけですが、互い、分かっているのかいないのか。
 紅葉のほうも、市子が元気ないとやる気が出ないと言っていますし、すでに相互依存っぽい関係になっているんだよなあ。「依存」という言葉につきまとう不健全な雰囲気は、微塵もありませんけれども。

 ところで、招き猫ちゃんはレギュラー化しちゃうんでしょうか。市子が甘々な顔を見せる対象として、画面内に化学変化をもたらしてくれるのは、なかなか興味深いかも。
 本人(?)が単純に可愛いし、絡めば市子も可愛くなるし。がちゃがちゃしたキャラの多い中では、和み要員になってくれそう。

 それにしても撫子さんの明日はどっちだ。本気で本編にまともに登場せずに終わってしまうのか……?

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貧乏神が! 市子の立体マウスパッド
 いやあ。市子さんの立体マウスパッド、どんだけボリューミィに仕上げてくれるんでしょうね!
 そして、切り取るとマウスパッド風になる「紅葉の普通のマウスパッド風台紙」が付属って、単品での発売は無しなのかようぅ。貧乳ディスってんのかようぅ。ディスられてこその貧乳って説はアリアリです、はい。

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