トータル・イクリプス#4「朧月の群れ」
ユウヤさんが思った以上にナイーブさんで、先週に引き続き少々びっくり。でありました。
同時に、話の展開がだいぶゆっくりしていることも、予想外。ユウヤはじめメインキャラの基礎固めと、関係性の樹立や変化を、じっくりと描いていくのかな。
これ、下手をすると散漫な印象になってしまう危険性もある手法ですが、この作品の場合、第1話と第2話で、シビアな世界観をぎっちりと視聴者に植えつけてくれている(&唯衣のバックボーンとして、幾度も打ち出され、思い出させる)ので、軸がぶれる感覚はほぼ無い。
そういう意味でも、あの二話は貴重だったんだな、と思います。
唯依への反発心と反比例するように部隊の融和が描かれていくのも、いいなあ。ユウヤの正と負の甘さが打ち出されているんだな、と。
いずれにせよ「甘さ」なあたり、ほんとユウヤさんは(以下略)……うん、何だ。けっこう好きですよ、こういう主人公。最近珍しい、王道なロボットアニメの主人公らしくて。
世界の危機と、キャラクター関係の危機。主人公の内面の揺らぎ。
それらが等価に描かれていくのもまた、アニメの王道であり、正義。
あとは、主人公たる資質を示してくれたなら。
どうでもいいけど、ホライゾンと連続して録画視聴すると、スーパー小野Dタイムすぎて混乱しまする。 方向性は違えど、どちらも男気のある主人公ポジションのキャラだから余計に。
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2月に発売されていた壽屋のフィギュア。レビューでも大絶賛で、すでにプレミアがつきつつある……写真を見るだけでも、すごく綺麗で、出来が良さそうです。いちばんフィギュア栄えしそうなキャラでもあるし。