つり球#9「衝撃のアンダーウォーター」
本格的なスペクタクルゆるSF（なんじゃそら）になって来ましたよどうしよう！
しかし根幹となるのはやっぱり青春で友情。
面白いなっと思うのは、SF部分というかDUCKの描写については、ピコピコサンダル音をはじめゆるーい表現を多用しているのに対し、メインキャラクター同士のやりとりについては、ひたすらシリアスなんですよね。これ。
ことにユキの感情の動きは、めまぐるしく乱高下しつつ、ずっと緊張を保っている。
そういうバランスの取り方をするのが、この作品ならではだなぁと。
あともうひとつ、特徴的なのは、前のシーンでの台詞や決意を、次の瞬間にころりとひっくり返すことかな……。
以前のアキラのデレや、さくら発見のあたりも顕著でしたが、今回は特に、いけると言った直後のココ離脱とか、ユキのハルに対する想いとか。緩急というより急急というか、なんというか。
序破急なんだな。起承転結じゃなく。
もう少し、「承」というか、青春フィッシングしているシーンを見ていたかった気もしますが。
急転直下と緩さのバランスを味わうのが、吉なのかな、と。
しかし超クライマックスでサブキャラ全員退場っぽく見えるけれど、まだあと三話あるんだよなー。
最終的なクライマックスとしては、ユキが釣りをする以外には有り得ないわけですが、そこに至る道のり、伝説との関わり方は、未だ見えない部分が多く。
まだまだ、びっくり箱的に楽しめそうです。
それにつけてもケイトさんは今期最萌ヒロインであることよ。
◆amazon link
つり球 コインケース
これはかわゆくてさりげない！表にはタピオカ、裏には不敵な表情の店長のイラストがあしらってあります。8月発売予定。けっこう先ですね……。
キャラクターの絵を使わない、こういうグッズなら、年甲斐もなく持ち歩くこともさほど恥ずかしくない（というかバレない）ので、大歓迎なのですよー。
