LUPIN the Third 峰不二子という女#8「命日」

 いよいよ、これまで示唆されるだけだった不二子の過去に切り込んでいくのか。
 あまり気持ちの良いものではなさそうですが、本題に入ると思うと、期待感が高まります。

 今回はルパンと次元のタッグを見ることが出来て、やたら嬉しゅうございました。なんだかんだで、この二人が憎まれ口を叩きつつ、行動を共にしている図というのは、見ていて安心感があるんだよなあ。
 早く五エ門も合流しないかなー。次元の渋さと五エ門コミカルさ、そして天秤のようにどちらへ身を預けることも出来るルパン。この三人が一緒に居る時、バランスがどうなるのか、興味があります。

 一方で銭形は清濁併せ呑むというか、ダーティな印象が続いていくのが興味深いキャラの立て方。
 なおかつ、本作においては、不二子(……の、肉体)を巡って、ルパンの一歩先を行くライバルでもあったりするのが、ちょっと面白いです。
 物語はいずれ「不二子」へと帰結するであろうと思われるので、このアドバンテージは意外に大きなもの、なのかも。

 ともあれ今回は「命日」について。占いかと思わせてインチキ、かと思わせて実際に能力もあった、というオーソドックスな二段構え。結局不二子の命日は、いつだったのか。明かされずに終わるあたりも、お約束ながら雰囲気がありました。
 でも、占い師の人は伝えられずに死んでしまって、無念であったろうなあ……。
 次なる話、不二子の核心への橋渡しとしての役割は、立派に果たしたから、それで成仏して下さいな。うん。

 モブとゲストと。随分と、人死にが多いな。とも思った今回でした。
 命の尽きる日。命日。その言葉を実感させるため、だったのかな。奥が深い。

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 なかなかBD/DVDの予定が出てこないなーと思ったら、なんとびっくり最初からBOX売りですって。結果としてお値段は単品売りよりぐっとお得なので、これは有り。大有り。というかもともと発売元がバップだから割と安価なのに、さらにお求めやすいって。
 今後、BOX販売って増えていくのかな。選択肢のひとつとして、あってもいいよね。

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