緋色の欠片#3「五人の守護者」
ようやっとメインキャラが全員揃いまして、敵の組織も出てきまして、ここから本格的に物語が動き出す模様。
それはいいんだけど、作画のヘタレが気になって気になってどうにもこうにも。
普段はさほど気にしない方なんですが、だから、乙女系作品で作画がヘタレたら致命傷なんだってば……。崩れている、と目くじらを立てるほどではないですが、とにかく「整っている」ことが絶対条件だと思っているので。
今回はいろいろと、いまひとつな部分が目についてしまいました。ストーリーは着々と進んでいますが、未だに珠紀が置き去りな感があるというか、視聴者が置き去りな感があるというか。玉衣姫という存在を、概念を、もう少し説明して欲しい。原作プレイ済だけに、難しい部分があることは分かるけれど、守護すると言いながら扱いはわりとぞんざいだったり、いろいろと不可解な部分が多くて。
そんな中、美鶴と慎司の関係性については、謎めかしつつほんのりと翳と艶があり、良い雰囲気が出ていた気がします。
あとは、現状とっても癒しな多家良清乃さんが元気かわいい藁人形かわいい。見ていても癒しですが、ぜひとも珠紀の癒しにもなって欲しいところ。普通に接してくれる人間が、親身になってくれる理解者が、欲しいところ。
ともあれ、当面の敵が登場して、珠紀もなんだか分からないけれど根性見せて、ひとまずは〆。2クールだもんなーだいぶじっくりと進めるんだなー。アリアも少しだけ顔を見せてくれればいいのにな。
それは、次回以降ということで。
ゆっくり付き合いますよ。気負わずに。
定期：真弘先輩は今週もちっちゃかわいかったです。慎司よりもちっちゃいことを目視確認。ああ楽しい……。思わせぶりなシーンがちょこちょこと入れてあるのが気になる。まさかの真弘先輩ルート！……無いな。無いよね。と、自分に予防線を張っておく。人生諦めが肝心です。
どうでもいいけど真弘先輩だけが揶揄しつつも「姫さん」呼びしてくれるのは、けっこう大きなほだされポイントだと思いました。
以上、今週の真弘せんぱい。
◆amazon link
緋色の欠片 一 [Blu-ray]
6月発売予定のBD/DVD第1巻。第1話のみ収録で安売りスタートダッシュを狙うタイプのようです。初回特典は安定のドラマCD。二話入り+キャストトークもしっかりある、というのがわりとレア？毎回特典はブックレットにオーディオコメンタリ。ドラマCDがついてコメンタリもつく、というのも、けっこう珍しい気が。
